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初めての方へ

『百年先まで、美味しいお茶を御客様ご愛飲いただく』

有限会社 掛川一風堂 3代目茶師 荒川正治

今から遡る事およそ80年前の昭和7年。
私の祖父に当たる荒川耕一は掛川市下垂木(当時は飛鳥村と呼ばれた)にて、専業農家として茶の栽培製茶販売の問屋業を開業した。当時は交通の便も悪く、山積みした茶箱を荷車に載せて駅や出荷場まで運んだ。全てが手探りの中、現在の深蒸し茶の基盤造りのためにひたすら働いた。

そして、2代目茶師荒川嘉一に引き継がれ、販路開拓を視野に入れていた最中、太平洋戦争が起こった。戦時中は制限も多く、物資も乏しく生活も苦しい中で苦肉の策として荒造り製法を考案した。最も苦しかったのは、戦後直後から復興期までの喪失感との葛藤だったと言う。

そして、昭和40年代後半に、私荒川正治が後を引き継いだ。当時はバブル経済の絶頂期。卸先へ販売した掛川茶は何もしなくともあっという間に売れた。 『お茶は作れば何もしなくても売れる』  『日本人はお茶しか飲まない』 地元のお茶業界には、そんなジンクスすらあった。 私はとてもうれしい気持ちと同時に、ある不安を覚えた。 『お客様の顔を見ずして、この状況がいつまで続くのか・・・』 そんな事を口にすると、『お前ごとき小さい会社が何を言うか、生意気だ』 と、言われる事もあった。 だが、私は利益を抑え、手間をかけ、面と向かって美味しいと自負できるお茶だけを作り続けて きた。口下手で販売や営業は苦手だが、美味しいお茶造りを責任を持って作り続けてきた。

3代目茶師 荒川正治が厳選・吟味した深蒸し茶葉を丁寧に仕上げる

時代は変わり現在は食べ物も飲み物も多様化し、お茶は日本国民定番の飲み物から、消費者 から選ばれる飲み物となった。様々な飲み物の中から当店の深蒸し掛川茶をお選び頂くには、これまで以上に美味しさに磨きをかけて行かねばない時代がやってきた。 正直に言うと、私には不安よりも期待のほうが大きい。 これまで受け継いできたお茶造りを生かせる時代なのだと思う。 『久しぶりに美味しいお茶にめぐり合えた。本当に美味しい。』 とお客様から評価してもらえるようにもなった。

時には、地元掛川のお茶農家の方や同業の方から 『お茶の美味しさについて教えて欲しい』と、質問される事もあった。 その答えはないと、私は考えている。 答えを求め続ける姿勢こそが重要であると思う。 地味で販売が苦手で、お茶の事しかわからない私であるが、この掛川の地に深蒸し茶と言う財産を残してくれた先祖に感謝の念を持ち、これからも掛川茶人として、美味しいお茶創りに精進していこうと思う。

有限会社 掛川一風堂 3代目茶師 荒川正治

創業の味 大雪

昭和7年、初代茶師 荒川耕一によって、創業された掛川一風堂(当時は荒川商店)が、創業の味として先祖代々継承してきた、私たちの原点とも言えるのが、【創業の味 大雪】です。
掛川一風堂を代表する深蒸し前茶であり、必ずお客様に満足していただける美味しさをお届けする事を運命付けられた商品でもあります。

掛川茶の美味しい入れ方

ここで購入する事ができる特上荒造り茶大雪遠州掛川茶の美味しい淹れ方を紹介しています。

掛川茶の三力の教え

掛川一風堂のこだわり
掛川新茶美味しさの伝承【三力の教え】

掛川一風堂の3つのこだわり「仕入力」「火入力」「心茶力」をお伝えします。

私達の考える安全安心とは、物質的要因を優先したものではありません。
設備投資も大切ですが、そこで働く人的要因のほうが大きいからです。なぜならば、異物混入の多くは人による原因が圧倒的に多いからです。

とてもお恥ずかしい事ですが、弊社でもこれまでに異物混入のクレームを発生させてしまった事があります。そのほとんどは、人の過失による物でした。
『ボールペンを置いたままにした。』
『異物混入対策用ユニフォームを着用の仕方に問題があった。』
『商品の管理のルールが徹底していなかった』
など、全ては人の要因による物でした。

設備だけを最新設備にしても、そこに人がいる限り要因が無くなったとは言い切れません。
『100%はあり得ない』

これが、私達の考える品質管理の基本です。

袋詰め専用ルーム完備

2010年4月に袋詰め専用ルームを改築致しました。異物の混入する可能性が最も高いのは、人とお茶が触れるときです。その確率が高い工程に袋詰め作業があります。
異物混入に100%対策はありません。常に日々一歩一歩前進するしかないのです。

異物混入対策用ユニフォーム着用

異物混入防止策として、異物混入対策用ユニフォーム・帽子の着用を徹底しております。

木製部分の保護

2011年4月に、これまで木製だった部分をステンレスで覆い、木片等の混入を防ぐよう対策を実施致しました。

床掃き専用ほうきの使用

これまで茶業界ではしゅろを使ったほうきが主流でした。
現在ではほとんど見ることもなく、異物混入対策ほうきへ変換してまいりました。
弊社では、10年以上前から、異物混入対策用ほうきを採用しております。抜け落ちても、わかりやすいように黄色に着色してあります。

磁石による金属の除去

製茶工場でお茶の流れるライン上に工業用磁石を設置しました。工場内に5箇所設置しました。設置することによって、金属が混入する事を防止します。

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